医療法人 サン・クリニック 岡山県岡山市中区の産婦人科 産科・婦人科・小児科
WHO・ユニセフは母乳育児支援を推進し、妊娠・出産・育児の過程を通して「こころ」と「からだ」の健康の支援を実践している世界中の施設をBaby Friendly Hospital「あかちゃんにやさしい病院」として認定しています。 日本国内では68施設が認定され、岡山県内では岡山医療センター(1991年認定)とサン・クリニック(2004年認定)の2施設のみです。(2021年6月現在)
お母さんの産む力と、あかちゃんの生まれようとする力を最大限に発揮できるよう妊娠中からサポートします。 会陰切開などの医療介入も必要な場合以外はいたしません。 ベテランのスタッフが安心と安らぎに満ちた出産の場を提供します。ご家族の同伴も可能です。 万が一の緊急時には、高次救命施設と連携し、救急搬送できる態勢を整えていますのでご安心下さい。
あかちゃんが生まれてすぐにお母さんはベッドの上で、裸のままのあかちゃんを抱っこできます。 あかちゃんとの感動の出会いの時間を体験できます。 そのまましばらくご家族で一緒に過ごすことができます。
母乳育児は本来自然なことです。 経験豊かな助産師がその人にあった飲ませ方を丁寧に指導し、 母乳育児に関する疑問や悩みにお答えします。
生まれた日から一緒にいることで、お母さんはあかちゃんをいつでも抱けるし、 おっぱいもあげられます。ご家族も自由にあかちゃんとふれあえます。 個室をご希望された場合には上のお子さまも泊まれます。
無料で4D超音波を行っています。 また、エコー動画配信サービスを取り入れていますので、診察時のお腹のあかちゃんを スマートフォン、タブレット、パソコン、携帯電話でいつでも見ることができます。 ご家族や友人とも共有することができます。
LDRとは、陣痛(Labor)、分娩(Delivery)、回復(Recovery)を略した言葉です。 陣痛が始まってから周りを気にせずに出産に臨むことができ、回復するまでの時間をひとつの部屋で過ごせます。 お母さんが産みたい姿勢で産むことができるフリースタイル分娩をご希望の方のお部屋もご用意しています。
妊婦健診とは別に助産師外来を受けることができます。 妊娠中の疑問や不安を丁寧に解消し、出産に向けて助産師と何でも相談できる関係が作れます。 貴方だけのバースプランを一緒に考えていきましょう。
退院してから始まるあかちゃんとの生活が不安な方は、通常の退院日を過ぎても入院を延長することができます。 ご自宅に援助して下さる方がいない場合や、産後をゆっくり過ごしたい方にもお勧めです。
当院では、産後の子育て支援を大切に考えています。 専任の保健師が常時育児相談に応じています。 また、育児サロン、エンジョイ・育児サークル、子育てほっとたいむ、1才児クラブ、 2才児クラブ、にこにこサンクラブ、12才の会、翔き(はばたき)の会など18才になるまで、 様々な形で子育てを応援しています。
出生前診断
当院ではご希望の患者さんに出生前診断を行っています。出生前検査には様々な種類があります。出生前診断とはどのようなものか、まずは検査を受けるかどうか、どのような検査があるのか、その他赤ちゃんに関しての遺伝的な病気の心配など、遺伝カウンセリング・出生前診断外来でご相談ください。
当院での出生診断検査は以下の通りです。カウンセリングをご夫婦で受けて頂いてからの検査になるため、妊娠11週までには外来スタッフにお問い合わせください。
1:FTS 妊娠初期スクリーニング 11-13週に行う超音波(エコー)の検査です。頭蓋骨の形成や脳の形成、鼻骨の有無、頸部浮腫の有無、四肢、心臓の向きや血流、腹壁の異常などを詳しく観察して計算することで、ダウン症などの染色体疾患の可能性を大まかに計算することができます。結果は非確定検査となるため、リスクが高く出た場合などは確定検査等の相談となります。 産婦人科 立石医師と萬医師がFMF(Fetal medicine foundation;胎児医療の研究と教育を通して妊婦・胎児の健康向上を行うことを目的とした英国財団)認定資格を保持し、1年に1度の資格更新を行っています。
2: NIPT (母体血を用いた無侵襲的出生前遺伝学的検査) 10-15週に行う母体血液検査です。染色体疾患(21/18/13トリソミー)が対象になります。 この検査も非確定検査ですので、リスクが高く出た場合には羊水検査による確定的検査が必要になります。
*当院では院長の方針で希望の中絶を行わないため、確定検査である羊水検査が必要になった場合には連携施設にご紹介させていただきます。 *出生前検査に関しては、原則当院でご出産される方を対象にしております。