院長ご挨拶

院長ご挨拶

私が、子育てを意識した産科医療に興味を持ったのは40数年前、
当時国立岡山病院小児科で陣頭指揮を執っておられた、故山内逸郎先生との出会いからでした。
未熟児医療の世界的権威であるとともに、母乳育児推進運動のパイオニアとして活躍されていた先生は、
「母乳育児は産む女(ひと)を母に、生まれるヒトをひとにする当為である。」
と、熱心に説かれました。
先生のもとで2年間受けた小児科研修の中で、母乳育児とともに母と子の絆を育み支えるのは、産科・小児科医療の現場が最も効果的であると心に刻みました。
産婦人科に戻って10数年後、雷に打たれたようにタゴールの言葉
「子どもは未来からの使者である」に出合いました。
あかちゃんを迎えるという行為の深い意味に心がえぐられるようでした。
その後何人もの方々の助けと、不思議なご縁のおかげで、
“あかちゃんの豊かな人生の出発点となる施設の開設”
という夢を形にしたのがサン・クリニックです。
生まれてくる一人ひとりの子どもの人生の豊かさと、女性の心身の質的健康向上に役立てる医療活動を
今後なお精進してまいります。

【氏名】
山縣 威日(やまがた たけひ)

【担当診療】
産科、婦人科

【経歴】
1971年:札幌医科大学卒、その後5年間産婦人科研修を行う
1976年:国立岡山病院(現国立病院岡山医療センター)小児科にて2年間の研修の際、母乳育児のパイオニア山内逸郎先生と出会い、母乳育児をはじめ母子関係に興味を持つ
1993年:産科・婦人科・小児科医院 医療法人 サン・クリニックを開院

【所属学会】
日本産婦人科学会、日本周産期新生児医学会、日本東洋医学会、日本未熟児新生児医学会、日本母乳の会

【著書】
「だいじょうぶ!子どもは育つ」七つ森書館
「生命(いのち)はぐくむ「ひと」たちへ」 吉備人出版(共著)
「孫育ての時間」 吉備人出版(共著)
「やすらぎ出産リハーサル」(CD)

【個人ブログ】
山縣院長の公開日記

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