医療法人サン・クリニックは、非侵襲性出生前遺伝学的検査(以下「NIPT」(Non Invasive Prenatal genetic Testing))の実施施設(連携施設)として、日本医学会の認証を受けました。
2022年9月26日よりサン・クリニックで検査が受けられます。
出生前診断
当院ではご希望の患者さんに出生前診断を行っています。出生前検査には様々な種類があります。出生前診断とはどのようなものか、まずは検査を受けるかどうか、どのような検査があるのか、その他赤ちゃんに関しての遺伝的な病気の心配など、遺伝カウンセリング・出生前診断外来でご相談ください。
当院での出生診断検査は以下の通りです。カウンセリングをご夫婦で受けて頂いてからの検査になるため、妊娠11週までには外来スタッフにお問い合わせください。
1:FTS 妊娠初期スクリーニング
11-13週に行う超音波(エコー)の検査です。頭蓋骨の形成や脳の形成、鼻骨の有無、頸部浮腫の有無、四肢、心臓の向きや血流、腹壁の異常などを詳しく観察して計算することで、ダウン症などの染色体疾患の可能性を大まかに計算することができます。結果は非確定検査となるため、リスクが高く出た場合などは確定検査等の相談となります。
産婦人科 立石医師と萬医師がFMF(Fetal medicine foundation;胎児医療の研究と教育を通して妊婦・胎児の健康向上を行うことを目的とした英国財団)認定資格を保持し、1年に1度の資格更新を行っています。
2: NIPT (母体血を用いた無侵襲的出生前遺伝学的検査)
10-15週に行う母体血液検査です。染色体疾患(21/18/13トリソミー)が対象になります。
この検査も非確定検査ですので、リスクが高く出た場合には羊水検査による確定的検査が必要になります。
*当院では院長の方針で希望の中絶を行わないため、確定検査である羊水検査が必要になった場合には連携施設にご紹介させていただきます。
*出生前検査に関しては、原則当院でご出産される方を対象にしております。